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新規同定分子によるミクログリア分化誘導機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15669
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関順天堂大学

研究代表者

能登 大介  順天堂大学, 医学部, 助教 (10598840)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードミクログリア / 神経炎症 / 神経性免疫疾患 / 多発性硬化症 / 中枢神経炎症 / 実験的自己免疫性脳脊髄炎 / 炎症
研究成果の概要

中枢神経系内での部位ごとにミクログリア特異的遺伝子であるEBF3の発現を評価し、大脳と比較して脊髄ミクログリアにおいて高発現していることを明らかにした。EBF3のミクログリアにおける機能が、部位ごとに異なる可能性が示唆された。
またEBF3コンディショナルノックアウトマウスを作成し脊髄ミクログリアを観察したところ、ミクログリアの形態、および密度については明らかな変化は認められなかった。今後、炎症条件下での脊髄ミクログリアにおけるEBF3の役割の解明を目指す。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、ミクログリアは神経系の発達はもとより、免疫性神経疾患、神経変性疾患、虚血性疾患、精神疾患といった幅広い疾患においてもその役割が注目されている。我々が見いだしたEBF3は、他のマクロファージと比較してミクログリアに特異的に発現する遺伝子であり、その機能を明らかにすることで、神経疾患の病態におけるミクログリアの役割解明につながり、神経疾患の新たな治療法に結びつくと考えられる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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