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遺伝子発現制御にかかわる新規RNAの作用機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15671
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関東京医科大学

研究代表者

原田 裕一郎  東京医科大学, 医学部, 助手 (80570168)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードRNA干渉 / small RNA / マイクロRNA / miRNA / 新規構造RNA
研究成果の概要

私はがん特異的に発現する分子(タンパク質など)に着目し、がん細胞のみを排除する治療薬(分子標的薬)として、がん特異的タンパク質に対するsmall-RNAを協同して開発してきた。その結果、これまで構造とは異なる新規のsmall-RNAを見出してきた。今回、この新規small-RNAによる遺伝子発現制御(RNA干渉)のメカニズムの解析をおこなった。この新規small-RNAによる遺伝子発現制御のDicer1への依存性は新規small-RNAの種類により大きく異なることが示唆された一方、Ago2では新規small-RNAの種類によらず大きく依存していることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の新規RNAの研究により、一点目として遺伝子発現制御に関わる新たなRNAが存在する可能性が示された。この研究により、これまで機能不明でマイクロRNAとは異なる構造を持つRNAが遺伝子発現に関わっていることが示唆され、この新規RNAが遺伝子発現を抑制することから未解明の遺伝子発現機構が存在することが示された。二点目としては今回、新規RNAが遺伝子発現を抑えることを見出した。今後この新規RNAによる遺伝子制御を明らかにすることで、この新規RNAを分子標的薬としてさらに効果が高く副作用の少ない精緻な薬剤とすることが期待される。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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