研究課題/領域番号 |
17K15751
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 神戸国際大学 (2018-2022) 京都橘大学 (2017) |
研究代表者 |
岩瀬 弘明 神戸国際大学, リハビリテーション学部, 准教授 (40633350)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | リハビリテーション / 高齢者 / サルコペニア / 身体活動量 |
研究成果の概要 |
回復期リハビリテーション病棟に入院する患者を対象に、多職種共同で患者のリアルタイムな活動状況を共有し、各専門職から随時フィードバックすることで、サルコペニアを合併する患者にも効果的に機能回復を促せないか検証した。 患者の身体活動量は電子カルテを使って各専門職と情報共有した。サルコペニアを合併している者を対象に、身体活動量をもとにした各職種からのリアルタイムフィードバックを実施したところ、実施しなかった群と比較して身体・認知機能の変化率が大きかった。このことから、栄養とリハビリテーションを中心としたハイブリッド・リハビリテーションはサルコペニアの改善に有用である可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な先行研究において、サルコペニアを合併する患者は、合併しない患者と比較して、十分にリハビリテーションの効果が得られないことが明らかになっている。本研究では、患者の身体活動量をリアルタイムに評価し、各職種が必要に応じて患者にフィードバックを行い栄養指導とリハビリテーションのハイブリッド・リハビリテーションを行うことで、サルコペニアを合併する患者であっても、効果的なリハビリテーションの効果を得られる可能性が示されたことに社会的意義がある。
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