• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

次世代シークエンサーを用いた家族性肥大型心筋症の新たな病態発症メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15772
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態検査学
研究機関金沢大学

研究代表者

野村 章洋  金沢大学, 附属病院, 特任助教 (30707542)

研究協力者 吉田 昌平  
細道 一善  
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード肥大型心筋症 / 次世代シークエンサー / ゲノム / オミックス解析 / トランスクリプトームシークエンス / ゲノムシークエンス / トランスクリプトーム / 家族性肥大型心筋症 / エクソームシークエンス / RNAシークエンス
研究成果の概要

本研究は、これまで原因遺伝子変異が不明であった肥大型心筋症患者に対し、DNAおよびRNAシークエンスを組み合わせることで、新たな肥大型心筋症の疾患発症機序を解明することを目的とした。
本研究において、微小心筋生検検体より効率的にRNAを抽出し発現解析を行う方法を樹立した。肥大型心筋症8名において同方法を用いた解析を行ったが、今回の検討では明らかなスプライス変異・異常に伴う肥大型心筋症発症機序を証明できなかった。今後、解析対象となる肥大型心筋症患者を数十から数百に増やして、同様の検討を続けたい。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、臨床的に行われている心筋生検の検体から、効率的にメッセンジャーRNAを抽出し、解析ができるスキームを樹立できた。本研究で用いた8名の肥大型心筋症の検討のみでは、当初期待していたスプライス変異を機序とした肥大型心筋症の発症の証明には至らなかった。しかし、今後はその解析対象および人数を増やすことで、将来的には同機序を発症原因とした心筋症を見つけうるものと考えられる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Deciphering Novel Disease Mechanism in Cardiomyopathy by Transcriptome Sequencing2019

    • 著者名/発表者名
      Nomura, Akihiro; Yoshida, Shohei; Hosomichi, Kazuyoshi; Tajima, Atsushi; Tada, Hayato
    • 雑誌名

      Impact

      巻: 4 号: 4 ページ: 10-12

    • DOI

      10.21820/23987073.2019.4.10

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] ゲノム情報を心筋症診療に活かす 肥大型心筋症におけるHigh Throughput Sequencingの応用と展望2018

    • 著者名/発表者名
      野村 章洋
    • 学会等名
      第4回心筋症研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi