研究課題/領域番号 |
17K15781
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2019) 文京学院大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
西尾 美和子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (30623318)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | GATA2 / 骨髄異形成症候群 (MDS) / EBウイルス / 慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV) / iPS細胞 / GATA2変異 / 骨髄異形成症候群(MDS) / 慢性活動性EBウイルス感染症 / 家族性MDS / 骨髄移植モデルマウス / 血液学 / 再生医学 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
GATA2変異による遺伝性MDS患者の末梢血リンパ球から樹立したヒトiPS細胞を用いてMDSの分子発症機序の解明を目的として研究を行った。 2019年の異動とともに、引き続き他造血器腫瘍の発症機序の解明へ応用させるべくEBウイルス関連疾患の患者由来iPS細胞の樹立を試み、日本ワックスマン財団研究助成金獲得へつながった。今後さらに研究を発展させるため競争的資金への応募を検討している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
患者由来iPS細胞を用いて造血器腫瘍の発症機序の解明を行うことで、発症機序が明らかになっていない造血器腫瘍の新規分子標的治療の開発につなげることが可能となる。 本研究により作製したiPS細胞を再分化させることによって、患者から直接採取することのできない量の疾患細胞を用いた各種解析が可能となった。生理学的条件に近い状態で検討できる他にはない新たな手法であり、造血器腫瘍の発症機序を解明するうえで有用である。
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