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神経障害性疼痛により減弱した内因性鎮痛経路回復機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15787
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 疼痛学
研究機関群馬大学

研究代表者

松岡 宏晃  群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (10637119)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード内因性鎮痛 / trkBagonist / trkB agonist / 神経障害性疼痛 / trk B agonist / 疼痛学
研究成果の概要

BDNFが作用する受容体(trkB)のアゴニストである7,8-DHF(Dihydroxyflavone)での研究となったが、7,8-DHFの投与により、内因性鎮痛が回復することを確認した。
今後はα2A受容体拮抗薬を使用し、7,8-DHF投与と同様の結果となるかどうかを確認し、NSIAの回復にα2A受容体のdownregulation、AMPA受容体の活性化が関与する裏付けとして、各受容体抗体を用いた免疫染色法により青斑核での各受容体の発現を調べ、NSIAへの影響を調べる予定であったが、コロナ禍での臨床業務多忙のため予想していた研究成果を得られなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

trkB agonistにより内因性鎮痛経路は回復した。さらにα2A受容体やAMPA受容体が内因性鎮痛にどのように関与しているかが解明されれば、神経障害性疼痛治療の新たなアプローチとして確立されることとなり、社会的に重要な意義をもつと考えられる。今後さらに研究を続け、内因性鎮痛経路の解明を進めていく。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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