研究課題
若手研究(B)
本研究は、頭頸部癌患者の症例を利用し、画像特徴量と臨床データ、放射線治療後の予後情報を結びつけることで予後予測可能な革新的放射線治療支援システムを開発することであった。扁平上皮癌や耳下腺癌と頭頸部癌の一部ではあるが、2年生存率や悪性度を予測可能とする手法を開発した。本手法を用いることで、2年生存率の低い癌や悪性度の高い癌に対して、最適な治療法決定を支援できるものと考える。
本研究で開発した放射線治療支援システムは、治療前にあらかじめ扁平上皮頭頸部癌の2年生存率や高悪性度の耳下腺癌を予測できるため、それらの癌に最適な治療方針を検討する上で有用である。また、医用画像のみの入力で予測が可能であるため、非侵襲的であることは医学的意義も大きい。さらには、頭頸部癌のみならず、他部位のさまざまな癌においても応用出来る可能性を持っており、波及効果も高いと考える。
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Proc. SPIE 11318, Medical Imaging 2020: Imaging Informatics for Healthcare, Research, and Applications, 1131818
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