研究課題/領域番号 |
17K15870
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 亀田医療大学 |
研究代表者 |
安田 英人 亀田医療大学, 総合研究所, 客員研究員 (80751924)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 静脈炎 / 末梢静脈カテーテル / 血管内留置カテーテル / カテーテル関連血流感染症 / リスク因子 / 合併症 / 重症患者 / 集中治療室 / phlebitis / complication / venous catheter / risk factor / critically ill patients |
研究成果の概要 |
参加施設は本邦の22施設23ICUであり、2741名、7118本の末梢静脈カテーテルが登録された。 7118本のうち、ICUで新規に挿入された末梢静脈カテーテルは48.2%であった。末梢静脈カテーテルによる静脈炎の発生割合は7.5%であり、100カテーテル挿入日当たりに換算すると3.3件であった。静脈炎と診断されて抜去された末梢静脈カテーテルのうち71.9%はGRADE 1の静脈炎であり、最重症であるGRADE 4は1.5%であった。また、カテーテル関連血流感染症 (CRBSI)の発生割合は0.8%であり、静脈炎とCRBSIを含めたcatheter failureの割合は21%であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、重症患者管理における末梢静脈カテーテル関連静脈炎の発生頻度とそのリスク因子を検討することにある。 ICUに入室した患者に対して挿入された血管内カテーテルの情報と投与薬剤の情報を収集した。参加施設は本邦の22施設23ICUであり、患者登録数は2741名、7118本の末梢静脈カテーテルが登録された。 重症患者を対象としたサンプル数をこれだけ多く収集した研究報告はこれまでになく、静脈炎やカテーテル関連合併症の発生頻度の疫学を提示することができるだけでなく、重症患者における血管内カテーテル挿入の疫学や、投与薬剤の疫学などの追加解析も可能となるデータベース作成が可能となる。
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