研究課題/領域番号 |
17K15908
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
酒井 清裕 近畿大学, 医学部, 講師 (70580794)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / 骨転移 / プレガバリン / がん患者 / 転移性骨腫瘍 / 緩和医療 |
研究成果の概要 |
骨転移を有するがん患者の神経障害性疼痛は難治性であることが多く、その症状緩和の方法として、プレガバリンの投与による疼痛緩和の効果を調査するための研究である。研究実施計画書は完成し、倫理委員会により研究許可も承認されている。現在は、調査対象となる301例のデータの整理を行っており、今後はそれを学会発表、論文化を行う段階に至っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん患者で生じるがん関連神経障害性疼痛は難治性で、医療用麻薬などのオピオイド製剤にも抵抗性であることが多い。ある臨床研究によれば、中枢神経系への障害を伴わないがんの骨転移痛患者では、17%の患者が神経障害性疼痛様の痛みを有し、神経障害性疼痛症状を持たない患者群よりも痛みが強いとの報告がある。がんの骨転移に伴う神経障害性疼痛への有効な治療方法の検討は臨床上意義のあることと考えられる。本研究の目的は、がんの骨転移に伴う神経障害性疼痛の通常行われてきた治療への、プレガバリンの上乗せ効果を検討することである。
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