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大型動物を用いた胆泥閉塞に対するPMEA コーティング胆管ステントの有効性評価

研究課題

研究課題/領域番号 17K15918
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関山形大学

研究代表者

石澤 哲也  山形大学, 医学部, 医員 (30594296)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード胆管ステント / PMEA / ミニブタ胆管 / 胆管カバードステント / コーティング / 胆泥閉塞 / ミニブタ
研究成果の概要

カバー膜金属ステント(CSEMS)は、緩和的胆管ドレナージに用いられる。ただし、胆泥閉塞のため開存期間は限られている。この研究では、胆泥閉塞予防としてポリ(2-メトキシエチルアクリレート)(PMEA)でコーティングされた新規CSEMSの生体安全性を評価した。 9匹のミニブタにステントを留置した[PMEA-CSEMS(n = 6)、従来のCSEMS(n = 3)]。追跡期間は1、3、6ヶ月に分け、血清学的検査と組織学的分析を行った。結果、PMEA-CSEMSと従来のCSEMSいずれも肝酵素または炎症マーカーの増加は観察されず、組織学的分析では炎症反応は観察されず、線維化は軽度に留まっていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

私たちは、胆泥閉塞を軽減するためPMEAをコーティングしたCSEMS(PMEA-CSEMS)を開発した。PMEA-CSEMSは生体内で安全性を実証できた。また、すでにヒト感染胆汁循環実験でその有効性を確認している。このステントを用いれば、緩和治療として胆管ステントを留置された患者が胆泥閉塞による胆管炎で入退院を繰り返すことなく生活できるようになる可能性がある。医療費の削減にもつながる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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