研究課題/領域番号 |
17K15928
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新倉 量太 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90625609)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Helicobacter pylori / gastric metaplasia / gastric atrophy / gastric cancer / proton pump inhibitor / 腸上皮化生 / 胃癌 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヘリコバクターピロリ菌感染患者の除菌に関する臨床・組織学的所見を解析することで以下の3点について新たな知見を得ることができた。1)酸分泌抑制薬を使用することで、胃前庭部・体部の萎縮の改善効果が低下すること。2)酸分泌抑制薬の使用により、除菌後に胃癌の発生が増加すること。3)アスピリンによる発癌抑制効果は、diffuseとintestinal typeで異なること。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ヘリコバクターピロリ菌の除菌後に起こる様々な胃粘膜変化について重要な知見を得ることができた。これらの知見は、ヘリコバクターピロリ菌除菌後に起こりうる胃癌の予測や予防に関して、極めて有用である可能性を秘めている。
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