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腸内細菌叢解析による骨粗鬆症のメカニズム解明と新治療開発の試み

研究課題

研究課題/領域番号 17K15962
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

灘谷 祐二  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (00634007)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード骨粗鬆症 / 腸内細菌 / 腸内細菌叢
研究成果の概要

本研究は腸内細菌叢の異常が骨粗鬆症の悪化因子となるという仮説のもとに、腸内細菌叢の是正というアプローチで骨粗鬆症の新しい治療法、予防法を確立することを目的とした。
本研究の結果より、大腸細菌叢はエストロゲン欠乏マウスでは変化していることがあきらかとなり、腸内細菌叢はエストロゲン欠乏の影響をうけることがあきらかとなった。しかしながら、抗生剤投与および腸内細菌移植により、大腸細菌叢を変化させても、骨塩量の変化は小さいという結果となり、腸内細菌自体の骨塩に対する影響は小さい可能性が高いということがあきらかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、既報により提唱されてきた大腸細菌叢を変化させることによって骨粗鬆症を治療しようというアプローチは骨粗鬆症の治療として適していないことがあきらかとなった。しかしながら、本研究の結果よりエストロゲン欠乏により腸内細菌の変化、および腸内環境の変化は観察されているため、今後エストロゲン欠乏が腸内細菌叢に与える影響に注目した研究を進めていく必要があるということがあきらかとなった。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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