研究課題/領域番号 |
17K15975
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
小倉 健 大阪医科大学, 医学部, 講師 (10633331)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | メタボローム解析 / 胆道癌 / 胆汁 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
採取された胆汁を用いて悪性、良性に分類し、メタボローム解析を行った。胆汁6検体についてキャピラリー電気泳動-飛行時間型質量分析計(CE-TOFMS)のカオチンモード、アニオンモードによる測定を行った。結果107のピークが検出され、各群の相対面積比の比較およびWelchのt-検定を行ったところ、物質Aが統計学的有意差をもって検出された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
物質Aが同定された。本結果は、胆道癌の診断の際、胆汁細胞診を行うが、感度が低いこと、偽陽性が多いことが問題であった。しかし、胆汁中の物質Aを測定することで癌の補助診断に有用である可能性が示唆された。さらに前向き試験として行い、感度、特異度を算出することで、より確立された手法になる可能性が示唆される。
|