研究課題/領域番号 |
17K16099
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
金井 厳太 東海大学, 医学部, 講師 (00535221)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 副甲状腺機能亢進症 / microRNA / 次世代シーケンサー / 慢性腎臓病 / 次世代シーケンサ― / 二次性副甲状腺機能亢進症 / 次世代シーケンシング / カルシウム受容体 |
研究成果の概要 |
本研究では、副甲状腺受容体を介して機能を制御するmiRNAを同定するため、腫瘍化や機能制御に関連するmiRNAがSHPTの進展予測および治療抵抗性のマーカーとして機能するかを検証した。 二次性副甲状腺機能亢進症患者から摘出した副甲状腺の最大腺および最小腺より抽出したRNAを用いてNGS RNAシーケンサーを使用しmiRNAの網羅的解析を行った。 代表的な20配列中で既知の機能を持つmiRNAの他に新たに4つの配列で有意差が認められた。In vitroでこれらの配列が3’UTR領域における相補配列を有する標的mRNAに対する機能を検討したところ、p21/27に関連する作用が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果によって副甲状腺の段階的腫瘍化仮説における遺伝子発現調節機序の一端が解明されることで、難治性の二次性副甲状腺機能亢進症における進展メカニズムを理解する一助となり、患者の生命予後にかかわる慢性腎臓病における骨ミネラル代謝異常の治療戦略における新たな基礎的知見を与えるものであると考えられる。
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