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ギラン・バレー症候群における自律神経障害

研究課題

研究課題/領域番号 17K16127
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関熊本大学

研究代表者

渡利 茉里  熊本大学, 病院, 非常勤診療医師 (40792560)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードギラン・バレー症候群 / 自律神経障害 / 抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体 / Guillain-Barre syndrome
研究成果の概要

ギラン・バレー症候群(GBS)は、1カ月以内に進行する四肢の運動・感覚性障害を示す末梢神経を障害する疾患で、自己の末梢神経に対する免疫異常がその原因と考えられている。本症候群における 自律神経障害にはマーカーが存在しないことから、その血清学的診断マーカーの特定を目指した。今回の研究計画では過去2年間に全国より近畿大学神経内科に抗糖脂質抗体の測定依頼があったGBS診断症例のうち、同意の得られた発症後2週間以内の75症例を対象とした。登録されたGBS各症例について、抗糖脂質抗体測定後の残存検体での抗gAChR抗体価を測定し、抗体陽性症例の存在を確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでに我々は近畿大学神経内科との共同研究を行い、GBS 80症例において10%に抗自律神経節アセチルコリン受容体(gAChR)抗体を見出している(J Neuroimmunol.2016; 295-296: 54-9)。なかでも抗糖脂質抗体陽性かつ自律神経 障害を認めるGBSで高頻度陽性(約16%)であったと報告している。その報告では抗gAChR抗体陽性症例の多くは脱髄型GBSであったが、抗糖脂質抗体には一定の 傾向を認めていない、という結果であった。従来、GBSにおける自律神経障害については疑問点があり、今回の研究計画立案に至った。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 増大特集 Antibody Update 2018 抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体と自己免疫性自律神経節障害2018

    • 著者名/発表者名
      Nakane S, Watari M, Ando Y.
    • 雑誌名

      BRAIN and NERVE

      巻: 70 号: 4 ページ: 383-393

    • DOI

      10.11477/mf.1416201011

    • ISSN
      1344-8129, 1881-6096
    • 年月日
      2018-04-01
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体陽性の若年症例の臨床像解析2018

    • 著者名/発表者名
      渡利茉里
    • 学会等名
      第59回日本神経学会学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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