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ヒストンメチル基転移酵素遺伝子異常による巨人症の機序の解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K16164
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内分泌学
研究機関神戸大学

研究代表者

隅田 健太郎  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (50791422)

研究協力者 西澤 衡  
坂東 弘教  
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード巨人症 / 遺伝子変異 / 成長ホルモン / インスリン様成長因子 / ヒストンメチル化 / SOCS2 / 遺伝子 / 内科 / 臨床
研究成果の概要

Luscan-Lumish症候群患者の細胞を用いて解析した。SETD2のヒストンメチル化能は有意な変化を認めなかったがGH投与でのSTAT5のリン酸化の亢進を認めた。SETD2タンパクとGHシグナル関連タンパクとの結合能を調べたところ、SETD2はSOCS2に結合していた。SETD2導入によりGH刺激下におけるSTAT5のリン酸化が亢進しているとともに、SOCS2の発現が低下していた。SETD2のSOCS2に対するメチル化能は明らかではなかった。変異SETD2はSOCS2の機能に何らかの機序で障害を与え高身長に影響している可能性があり、現在SETD2欠損細胞を作成し、さらなる解析を行っている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

SETD2の変異が高身長を起こす機序のみでなく、同様のヒストンメチル基転移酵素であるNSD1, EZH2の身長を規定する共通の機序の解明にもつながり、本症例でみられる高身長症例のみならず、他の高身長や低身長など成長障害の新たな治療法につながる新たな知見を得ることができると考えている。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Luscan-Lumish症候群による巨人症発症機序の解析2018

    • 著者名/発表者名
      隅田 健太郎、福岡 秀規、井口 元三、蟹江 慶太郎、藤田 泰功、小武 由紀子、吉田 健一、坂東 弘教、高橋 路子、千原 和夫、鳴海 覚志、長谷川 奉延、小川 渉、高橋 裕
    • 学会等名
      第91回日本内分泌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] Luscan-Lumish症候群による巨人症発症機序の解析2018

    • 著者名/発表者名
      隅田 健太郎
    • 学会等名
      第91回日本内分泌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] Luscan-Lumish症候群による巨人症の機序の解析2017

    • 著者名/発表者名
      隅田 健太郎
    • 学会等名
      第90回日本内分泌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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