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血球転写因子を介した白血病幹細胞の生成維持に関わる代謝リプログラミング機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K16192
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

高橋 寛行  横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (20737712)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード白血病幹細胞 / MLL白血病 / 細胞内代謝 / リプログラミング / 代謝リプログラミング / 解糖系 / 癌 / 細胞・組織
研究成果の概要

白血病幹細胞(LSC)機能は様々な転写因子・細胞内シグナル・エピゲノム因子などにより制御されているが、その詳細には未だ不明な点が多い。本研究では、MLL白血病をモデルに各種血球転写因子がLSCの自己複製能を制御する仕組みを解明することを目指し研究を行った。興味深いことにMLL-ENL白血病においてPU.1を欠失させるとLSC活性が完全に失われることを見出した。トランスクリプトーム解析からPU.1は各種解糖系酵素を制御していることが明らかとなり、PU.1を欠失すると白血病細胞の代謝状態が変容することが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、PU.1がMLL白血病のLSC制御において必須の役割を果たしていることが明らかとなった。さらにPU.1はLSCにおける代謝制御に重要な役割を果たしており、これによってLSCが維持されている可能性が明らかとなった。
以上の成果は、MLL白血病においてPU.1とその下流経路が治療の良い標的となることを示しており、将来的な新規治療薬開発に役立つものと期待される。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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