研究課題/領域番号 |
17K16198
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
平舘 裕希 東北大学, 農学研究科, 助教 (20649157)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 卵巣 / HTLV1 / STLV1 / ウイルス / 細胞・組織 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
50代女性において男性と比較してHTLV1感染における抗体陽転化率が高いという疫学調査の結果から、閉経との関連性を検証するためマウスおよびHTLV1の近縁ウイルスであるSTLV1に感染したニホンザルをモデルとして卵巣における感染動態を検討した。PCRにより感染した卵巣からはプロウイルスDNAが検出され、感染細胞が含まれていることが明らかとなった。老齢のサルでは免疫染色法により主な感染細胞であるCD3陽性細胞が集簇していることが判明したが、これが感染に伴ったものであるとの結論は得られなかった。またマウスにエストラジオール17β等を投与し感染への影響を検討したが明確な差は認められなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では閉経年齢付近で男性と比較して女性においてHTLV1抗体陽転化率が高いとの疫学調査結果から、動物モデルを用いた卵巣におけるウイルス感染動態の解析を試み、関連性を検討した。卵巣においても感染細胞が存在することを示したことは学術的意義があるが、性ホルモンが感染動態に関与するとの明確な結論には至らなかった。陽転化には免疫等の他の複雑な要因も寄与している可能性もある。
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