研究課題/領域番号 |
17K16246
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
野澤 明史 岐阜大学, 医学部附属病院, 医員 (20772106)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ゴーハム病 / GSD |
研究成果の概要 |
ゴーハム病は原因不明の全身骨が進行性に溶解する極めて稀な難治性疾患である。本研究の目的は、「ゴーハム病が骨溶解を起こすメカニズムの解明」である。申請者らは、病変部位の微小環境における「破骨細胞の活性化および、リンパ管増殖に関わるサイトカインの発現」が病態形成に関わっていると考えた。本研究では、これらの微小環境を再現した動物モデルを作成し、ゴーハム病の発生機序の解明を最大の目標とする。 バイオマーカー検索のため、ゴーハム病の患者の血漿、コントロールの血漿を用いて、血管・リンパ管新生に関わるマーカーおよび、骨代謝に関わるマーカーをマルチプレックスアッセイシステムを用いた解析パネルで網羅的に解析した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ゴーハム病の患者の血漿、コントロールの血漿を用いて、血管・リンパ管新生に関わるマーカーおよび、骨代謝に関わるマーカーをマルチプレックスアッセイシステムを用いた解析パネルで網羅的に解析した。 その結果によって、病態、原因に迫ることができた。また病態解明により、GSDの病変を特異的に抑制する治療薬の開発にも繋げられることが可能となる。また将来的には、GSDの難治症例の治癒率やQOL向上、医療費削減などの社会貢献に繋げることができる。
|