研究課題/領域番号 |
17K16277
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター (2018) 京都府立医科大学 (2017) |
研究代表者 |
坂本 謙一 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児がんセンター, フェロー (20782048)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 急性リンパ性白血病 / OFD1-JAK2 / Ph-like ALL / Ph-lile ALL / チロシンキナーゼ関連融合遺伝子 / JAK2 / OFD1 |
研究成果の概要 |
OFD1-JAK2融合遺伝子をクローニングし、Ba/F3細胞へ遺伝子導入を行い、OFD1-JAK2強制発現Ba/F3細胞の作成に成功した。しかしながら、IL-3非依存性増殖を獲得するにはいたらなかった。同時に行った別のJAK2融合遺伝子を発現するBa/F3細胞はIL-3非依存性の増殖能を獲得しており、JAK2関連融合遺伝子のなかで、機能的に差異がある可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児の急性リンパ性白血病(ALL)の中でもPh-like ALLと呼ばれる一群は化学療法抵抗性で、予後が悪いことが知られている。Ph-like ALL患者からはJAK2を含む融合遺伝子が複数同定されており、JAK2阻害剤の効果が期待されている。JAK2関連融合遺伝子は、融合遺伝子のJAK2の相手方遺伝子が多岐にわたり、ここの融合遺伝子により機能的な差異がある可能性も示唆される。
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