研究課題/領域番号 |
17K16383
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
河邉 憲太郎 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (90457375)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ネット依存 / インターネット依存 / 自閉スペクトラム症 / ADHD / スマホ依存 / 中学生 / 発達障害 / ゲーム障害 / SNS依存 / スマートフォン / 依存症 / 体験活動プログラム |
研究成果の概要 |
思春期における発達障害とインターネット依存に関して一定の見解を得た。自閉スペクトラム症患者55例(10~19歳)を対象に、患者およびその両親に対し質問を行った。主な結果として、55例中25例がインターネット依存を有していたことがわかった。また、インターネット依存群は、非依存群と比較しADHD症状が認められた。インターネット依存群は、非依存群と比較し、携帯ゲームの使用頻度が高かった。以上より青年期ASDでは、ADHD症状がインターネット依存と強く関連していた。ADHD症状を有する青年期ASD患者では、インターネット依存に対する、より強固な予防と介入が必要であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果により、インターネット依存はもとより、昨今疾患として登録されたゲーム障害や、他にもSNSなどスマホ依存全般に関して問題提起ができたと思われる。また、特に発達障害の中でも自閉スペクトラム症とADHD症状がある場合は注意が必要なことが明らかとなった。
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