研究課題/領域番号 |
17K16396
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
山田 信一 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70549716)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 気分障害 / 白質微細構造異常 / 認知機能障害 / うつ病 / 脳部位間結合 / 認知機能 / 老年期うつ病 / 認知症 / 拡散テンソル画像 / 安静時fMRI |
研究成果の概要 |
大うつ病性障害の患者においては、健常群と比較し、広範な脳領域でFA値の低下が認められ、大うつ病性障害の患者において平均FA値の低下と符号課題とコンポジットスコアの低成績との有意な相関を明らかにした。本研究で得られた結果は、学会発表(Organization for Human Brain Mapping 2019 ROMA)と論文報告(Yamada:Psychiatry Res Neuroimaging 2020)した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は、気分障害では白質神経線維の微細構造という解剖学的なレベルの異常が存在し、特異的な認知領域と関連していることを示唆する。 近年は神経ネットワークを評価する神経画像手法(DTIや安静時機能的MRI(rs-fMRI))が発展してきた。将来的にはDTIとrs-fMRIによる解析の手法を用いて、統合失調症や気分障害などの精神疾患に見られる神経ネットワークの特徴、アルツハイマーなど認知症に特徴的な神経ネットワークを明らかにし、多疾患で臨床症状と結びつけることで疾患横断的な生物学的指標を確立し、従来の症状評価に基づいた診断体系をブレイクスルーする契機としたい。
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