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精神疾患患者の窒息事故を予測するための診断プロトコールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K16399
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関昭和大学

研究代表者

石川 万里子  昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (90783085)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード窒息 / 精神疾患 / プロトコール / 口腔機能 / 摂食嚥下 / 認知症 / うつ病 / 統合失調症 / 摂食嚥下障害 / 入院患者
研究実績の概要

不慮の事故における死亡は,2015年度における我が国の死因別死亡率の第6位と高い.その内訳は窒息が9806人と一番多く,その約半分が食品であった.精神疾患には認知症,統合失調症,うつ病等があり,患者は年々増加傾向で,特に認知症やうつ病が増加している.精神疾患患者の窒息の頻度は一般健常人に比べて極めて高く,30倍以上であったとの報告がある.精神疾患と嚥下障害との関連は深いにも関わらず,窒息を予防する評価法や対処法はほとんどなく,明確な予防策はない.窒息を予測することが可能となれば,日本の死亡率も減少させることが可能となると考えられる.
本研究は,精神疾患患者を対象とした,前向き調査による口腔内状態,摂食機能の関係を解析することで,窒息予測プロトコールの開発することを目的とした.
平成29年度に昭和大学医の倫理委員会より研究にあたり,承諾を得た.プロトコール開発の前段階として,患者の嚥下・機能の評価を行うアセスメントシートを作成し,評価する予定である.
2018年5月~2024年5月31日まで,産休育休を取得し研究中断している.そのため,昨年度は研究中断している

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

産休育休を取得し、研究を中断しているため、遅れている。

今後の研究の推進方策

今後アセスメントシートを実施していく.実施した患者のデータをもとに,窒息との関係が考えられる因子の抽出を行う.先行研究では精神疾患病棟の窒息患者
の性差,原疾患,環境要因は分かっているが,口腔機能や摂食嚥下機能についてはまだわかっていないため,口腔機能や摂食嚥下機能については今後の検討課題
である.アセスメントシートの結果をもとに窒息予測プロトコールを試作・実施し,再検討したうえでプロトコールの開発と導入を行う.

報告書

(7件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 多職種連携により制限されているもののお楽しみの経口摂取が継続している重度パーキンソン病誤嚥患者の1例2017

    • 著者名/発表者名
      石川万里子, 湯浅研, 小池丈司, 城井義隆, 川手信行, 高橋 浩二
    • 学会等名
      第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-12-25  

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