研究課題/領域番号 |
17K16429
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高橋 渉 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50755668)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ラディオミクス / 放射線治療 / 放射線 / 脳神経疾患 / 癌 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
WHOグレードIIおよびIIIの神経膠腫について、単施設のデータベースを構築した。初回治療症例で、かつIDH変異や1p/19共欠失の有無が特定されていた症例を対象とした。術前MRIのT2強調画像から複数の画像特徴量を抽出し、L1ノルムロジスティック回帰分析を用いて遺伝子変異を特定するモデルを作成した。Leave-one-out cross validation法を用いて予測モデルを評価した。AUC値は0.736であり、本研究で得られた非侵襲1p/19q共欠失予測モデルの精度が保証された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で基盤が確立されたラディオミクスによる遺伝子変異同定モデルを礎に、追加の侵襲なしに多様な予後予測因子を同定するシステムが将来構築されることが期待できる。これによって個々の症例の予後や治療反応性が把握しやすくなるため、治療成績の向上につながる。また、治療非奏功群への不必要な治療介入を回避できるため、副作用の低減および医療費の削減が可能となる。このことはがん治療全体の発展に寄与すると考えられ、本研究の役割は大きい。
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