研究課題/領域番号 |
17K16438
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
王 天縁 神戸大学, 医学部附属病院, 特命技術員 (90757288)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 放射線治療用マーカー / 生体吸収性材料 / 治療マーカー / 生体吸収性 / 高精度画像誘導放射線治療 |
研究成果の概要 |
本研究は、医学工学連携チームにより生体適合性合金を用いて性能とコストが優れる放射線治療用金属マーカーを開発した。生体吸収性マーカーの特色は、高精度定位放射線治療の課題であるX線、CT、MRI等撮像時のアーチファクト発生を防止し、生体内で安全に吸収され消失すると共に、既存の金マーカーと比較した圧倒的な低コスト化を実現でき、性能が優れる国産医療機器を提案可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の生体吸収性マーカーの有効性・安全性が検証されることで、広く臨床で使用されている既存の金マーカーを置き換えることが可能となり、市場の水平的な展開が可能となる。さらに、粒子線治療や、ひ いてはバイオマテリアルを用いる一般整形外科領域へとターゲットを広げ、バイオマテリアルを用いるありとあらゆる領域への発展が可能となる。本研究に係る生体吸収性マーカーは、既存の医療技術を凌駕し、新たな医療技術の標準化を実現する可能性を秘めている。
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