研究課題/領域番号 |
17K16451
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
吉松 梨香 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (10607592)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 凍結療法 / 他臓器損傷 / hydrodissection / 腎癌 / 腎腫瘍 |
研究成果の概要 |
基礎実験にて各種液体の特性の把握を行った。以下の5種類の液体、① 生理食塩、② 5%ブドウ糖液、③ 医療用オリーブオイル、④ ヒアルロン酸ナトリウム、⑤ ヒアルロン酸ナトリウム・空気フォームをビーカーに入れ、その中で凍結を行った。凍結にて作成されたアイスボールのサイズを測定した。アイスボールのサイズは③医療用オリーブオイルで小さく、⑤ヒアルロン酸ナトリウム・空気フォームで大きくなる傾向であった。しかしアイスボールの詳細なサイズ比較が困難であったため、凍結針から2mm程度毎の定点で温度を測定できる温度センサーを作成した。現在センサーを使用し、各種液体内での凍結における温度変化を計測中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
液体の種類によってアイスボールのサイズに違いが生じることが判明した。更に詳細な比較が必要ではあるが、hydrodissectionにおける周囲臓器との必要距離は液体の種類によって異なる可能性が示唆された。
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