研究課題/領域番号 |
17K16459
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
下東 吉信 熊本大学, 病院, 主任診療放射線技師 (60771110)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 4次元コーンビームCT / 体幹部定位放射線治療 / 画質改善 / 位置照合精度 / 最適化 / 4D-CBCT / Intreatment-4D-CBCT / 胃MLAT / PTVマージン / In-treatment 4D-CBCT / 定位放射線治療 / 画像再構成 / 画像再構成法 / 4次元コーンビームCT / IGRT / 逐次近似法 / 位置照合 |
研究成果の概要 |
本研究は、高精度な腫瘍位置照合の実現を目的に、4次元コーンビームCT(4D-CBCT)の高画質を担保できる撮像条件の設定および画質と位置照合精度の最適化を図り、短時間撮像を可能にすることである。ガントリ回転速度(GRS)の違いによる4D-CBCT画質と位置精度の結果から、画質、撮像時間、位置精度の点において、GRS:67°/分と85°/分が最適な設定値であった。また体幹部定位放射線治療中における4D-CBCT(In-treatment 4D-CBCT)は、画質と位置精度の結果から、治療中の腫瘍位置確認において十分な精度を有していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究による高精度な腫瘍位置照合の実現は、体幹部定位放射線治療の局所制御率の向上と有害事象の低減に繋がり、患者に安全な放射線治療を提供する可能性がある。また本研究成果は、4次元コーンビームCTの短時間撮像を可能とし、患者体動の誘発や腫瘍位置および動きの変化を最小限にし、結果として位置照合精度の向上に繋がる。
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