研究課題/領域番号 |
17K16467
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東北大学 (2018) 福島県立医科大学 (2017) |
研究代表者 |
益田 淳朗 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (50769594)
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研究協力者 |
竹石 恭知
喜古 崇豊
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | PET/MRI / 心筋血流 / PET / MRI / 心筋血流量 / アンモニア / 低酸素 / 医療・福祉 / 循環器・高血圧 / 心臓核医学 |
研究成果の概要 |
本研究において、(1) PET/MRIを用いた心臓疾患の最適な撮像法を確立し、(2) 13N-ammonia PETと、同時に撮像した心臓MRIの関係を明らかにした。 PET/MRIでは、PETとMRIの異なる2つのモダリティを撮像するため、撮像条件の違いに配慮する必要がある。我々は吸収補正画像の適切な取得方法や、自由呼吸下でのMRI撮像によりPETとMRIの高画質な画像を同時に得る方法を検討した。 上記により、虚血性心疾患の患者に対して、血管拡張薬による薬剤負荷を用いた13N-ammonia PETによる心筋血流評価と、心臓MRIによる心機能評価を行い、その関係が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、PET/MRIを用いた最適な心臓疾患の評価方法を確立することができた。これまで別の機械で行われていた心臓の評価が、PET/MRIを用いることで1つの機械で評価可能となり、検査時間の短縮が可能と考えられる。 さらに、PET/MRIを用いて心筋血流PETと心臓MRIを同時に評価することで、これまで評価が難しかった負荷前後の心筋血流の変化と、心機能の変化を比較することが可能となり、詳細な心筋疾患の評価を行うことができた。 上記の結果から、本研究はPET/MRIの標準的な撮像法の確立や、虚血性心疾患の詳細な病態評価に資することができたと考えられる。
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