研究課題/領域番号 |
17K16478
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
大浦 一雅 岩手医科大学, 医学部, 助教 (20611015)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 造影超音波検査 / 超音波造影剤 / STIC / 頚動脈 / 頸動脈プラーク / プラーク内新生血管 / 頸動脈超音波 |
研究成果の概要 |
spatio-temporal image correlation(STIC)法と呼ばれる超音波技術を応用し,3次元的にプラーク内へ流入する造影剤を観察し,gray scale medianを用い定量化した.2D造影超音波検査は,time intensity curveを用いて定量化し,結果を頸動脈内膜剥離術によって得られた病理標本の新生血管数および面積と比較し,どちらがよりプラーク内新生血管を反映するか検討した.両者ともに新生血管の数とは相関を認めなかった.新生血管占有面積は両者ともに相関を認めたが,明らかな有意差は認めず,STICを用いた造影超音波検査の優位性は証明できなかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
STIC法による頚動脈プラーク新生血管の評価法を確立することにより、従来の2D造影超音波検査よりも正確にプラーク内の新生血管を観察可能となり、より正確な脳梗塞発症リスクの評価が可能になると考えたが、今回の研究ではSTIC方の優位性は証明できなかった。
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