研究課題/領域番号 |
17K16480
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
野澤 茉莉花 北里大学, 医学部, 助教 (30773501)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子宮頚癌 / 小線源治療 / 品質管理 / シンチレーター / 人体模擬ファントム / 高線量率小線源治療 / 品質保証(QA) / シンチレータ / チェレンコフ光 / 子宮頸癌 |
研究成果の概要 |
20-30歳代女性の子宮頸癌の発症率が増加している中、高線量率(HDR)小線源治療は副作用が少なく、集中して高い線量を投与できる優れたがん治療法である。高線量率小線源治療の進歩に伴い、治療の安全な実施に向け品質保証(QA)の重要性が高まっている。しかし、従来のQA法では時間がかかり、いくつかの異なる測定ツールを使用する必要がある。そこで、新たに放射線の可視化に基づき、HDR小線源治療専用のシンプルなQAツールを開発し、その性能を評価した。この方法は、線量分布、線源強度、線源位置を同時に測定できるため、HDR小線源治療の迅速かつ簡単なQA法に適していると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
aaa高線量率小線源治療の品質保証は、従来、時間がかかり、煩雑であったが、迅速かつ簡便に行うことが可能になった。線源動作エラーを未然に発見することで、さらに安全な子宮頚癌放射線治療の実施に寄与すると期待される。放射線による発光を、広くがん放射線治療の品質保証法に適用できる可能性が示せ、さらなる応用が期待される。
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