研究課題/領域番号 |
17K16508
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター (2018) 広島大学 (2017) |
研究代表者 |
清水 誠一 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 臓器移植センター, 医師 (90781021)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 抗体関連拒絶反応 / 遺伝子多型 / 臓器移植 / 抗体関連拒絶 / 移植外科学 |
研究成果の概要 |
術前から存在するドナー特異的抗体(preformed DSA)およびドナー非特異的抗体(non DSA)のIgGサブクラス解析については、血清中に含まれる有意なサブクラスをフローサイトメトリーで同定することは可能であった。この方法を用いて、腎移植においてクロスマッチ陽性症例および高感作症例に対する脱感作療法後のサブクラスの確認を行って、腎移植を施行し得た。しかしながら、luminex法の検出抗体をIgGサブクラスに分類することが困難であり、各抗HLA抗体がどのサブクラスかを同定するには至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FCGR2A, FCGR3Aの一塩基多型と、肝臓及び腎臓移植後の抗体関連拒絶反応(AMR)による移植臓器機能障害の進行度および組織傷害の程度との関連を解明することで、preformed DSA症例や術前クロスマッチ陽性症例においてAMRを引き起こす移植臓器傷害の高危険症例が同定され、肝および腎移植術後におけるAMRの予防・治療の個別化医療が可能となることが期待される。
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