研究課題/領域番号 |
17K16526
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
伊関 雅裕 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (80793877)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Muse細胞 / 肝再生 / マウス門脈結紮モデル / 再生医学 |
研究成果の概要 |
大量肝切除術後の肝不全は残肝容積が不十分であった場合に起こる。肝不全が危惧される症例においては術前に門脈塞栓を行い、残肝容積を肥大させてから肝切除を行なっている。非腫瘍形成性の多能性成体幹細胞であるMuse細胞を門脈塞栓と組み合わせることで、より残肝容量の増大、予備能改善が得られないかを検証することを目的とした。マウス門脈結紮モデルの作成に成功し、今後細胞移植の効果を検証していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Muse細胞は非腫瘍形成性の多能性成体幹細胞であり、臨床応用しやすい面で優れている。他疾患においては既にMuse細胞の臨床研究は開始されている状況である。Muse細胞はマウス肝線維化モデルに投与することで肝機能を改善させることが示されており、肝再生においても貢献できる可能性がある。本研究では門脈塞栓と組み合わせることで、より残肝容量の増大、予備能改善が得られないかを検証するため、マウス門脈結紮モデルに対するMuse細胞移植の効果を検証した。マウス門脈結紮モデルの作成に難渋したが、安定して作成できるようになっており、今後細胞移植の効果を検証していく。
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