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ZNF750の食道扁平上皮癌における個別化医療への展開

研究課題

研究課題/領域番号 17K16531
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関千葉大学

研究代表者

大塚 亮太  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (20790786)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2017年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードZNF750 / esophageal cancer / biomarker / prognosis / personalized medicine
研究実績の概要

ZNF750は表皮分化を制御している遺伝子である。近年、次世代シークエンサーを用いた食道扁平上皮癌の全ゲノム解析において、ZNF750の遺伝子変異が報告されている。本研究では食道扁平上皮癌におけるZNF750の発現解析を行い臨床病理学的意義、臨床予後、化学放射線療法抵抗性との関連性を検討すると共に、機能解析を行った。
術前未治療の食道扁平上皮癌に対する手術を施行した124例に対してZNF750発現を免疫染色で評価し、臨床病理学的特徴と臨床予後との関連性を検討した。また術前に化学放射線療法を施行された87例を対象とし、生検検体におけるZNF750発現を免疫染色で評価し、手術検体における化学放射線療法の病理組織学的治療効果と比較検討を行った。更に食道扁平上皮癌細胞株においてsiRNAを用いZNF750をノックダウンし、増殖能、遊走能、浸潤能、アポトーシスにおける影響を検討した。
ZNF750低発現はリンパ節転移陽性と有意に関連していた(P=0.028)。またZNF750低発現は予後不良と有意に関連しており(P=0.044)、多変量解析でもZNF750低発現は独立した予後予測因子であった(P=0.020)。ZNF750の発現と化学放射線療法に対する反応性には有意な相関関係を認めた(P = 0.016)。単変量解析でもZNF750の中等度以上の発現で化学放射線療法反応性が有意に良好であり(P = 0.006)、多変量解析においても、ZNF750の中等度以上の発現は独立した予測因子であった(P = 0.033)。癌細胞株においてZNF750のノックダウンにより増殖能、遊走能、浸潤能の増加、アポトーシスの減少を認めた。
ZNF750は腫瘍抑制因子としての働きを有し、ZNF750低発現はリンパ節転移陽性、予後不良、化学放射線療法抵抗性と関連していることが示された。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] ZNF750 Expression as a Novel Candidate Biomarker of Chemoradiosensitivity in Esophageal Squamous Cell Carcinoma2017

    • 著者名/発表者名
      Otsuka Ryota、Akutsu Yasunori、Sakata Haruhito、Hanari Naoyuki、Murakami Kentaro、Kano Masayuki、Takahashi Masahiko、Matsumoto Yasunori、Sekino Nobufumi、Yokoyama Masaya、Iida Keiko、Matsubara Hisahiro
    • 雑誌名

      Oncology

      巻: 93 号: 3 ページ: 197-203

    • DOI

      10.1159/000476068

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] ZNF750 Expression Is a Potential Prognostic Biomarker in Esophageal Squamous Cell Carcinoma2017

    • 著者名/発表者名
      Otsuka Ryota、Akutsu Yasunori、Sakata Haruhito、Hanari Naoyuki、Murakami Kentaro、Kano Masayuki、Toyozumi Takeshi、Takahashi Masahiko、Matsumoto Yasunori、Sekino Nobufumi、Yokoyama Masaya、Okada Koichiro、Shiraishi Tadashi、Komatsu Aki、Iida Keiko、Matsubara Hisahiro
    • 雑誌名

      Oncology

      巻: 94 号: 3 ページ: 142-148

    • DOI

      10.1159/000484932

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 食道扁平上皮癌におけるZNF750の発現および機能解析2018

    • 著者名/発表者名
      大塚亮太、阿久津泰典、坂田治人、羽成直行、村上健太郎、加野将之、豊住武司、髙橋理彦、松本泰典、関野伸史、横山将也、岡田晃一郎、白石匡、松原久裕
    • 学会等名
      第14回日本消化管学会総会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 食道扁平上皮癌におけるZNF750発現の化学放射線療法抵抗性予測因子としての検討2017

    • 著者名/発表者名
      大塚亮太、阿久津泰典、羽成直行、村上健太郎、加野将之、碓井彰大、水藤広、髙橋理彦、松本泰典、松原久裕
    • 学会等名
      第117回日本外科学会定期学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 食道扁平上皮癌におけるバイオマーカーとしてのZNF750発現解析2017

    • 著者名/発表者名
      大塚亮太、阿久津泰典、羽成直行、村上健太郎、加野将之、高橋理彦、松本泰典、関野伸史、横山将也、松原久裕
    • 学会等名
      第72回日本消化器外科学会総会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 食道扁平上皮癌における予後予測因子としてのZNF750発現2017

    • 著者名/発表者名
      大塚亮太、阿久津泰典、坂田治人、羽成直行、村上健太郎、加野将之、高橋理彦、松本泰典、関野伸史、岡田晃一郎、白石匡、松原久裕
    • 学会等名
      第76回日本癌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 食道扁平上皮癌における化学放射線療法抵抗性予測因子としてのZNF750発現2017

    • 著者名/発表者名
      大塚亮太、阿久津泰典、坂田治人、羽成直行、村上健太郎、加野将之、髙橋理彦、松本泰典、関野伸史、岡田晃一郎、白石匡、松原久裕
    • 学会等名
      第28回日本消化器癌発生学会総会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-17  

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