研究課題/領域番号 |
17K16574
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
武藤 亮 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (10791478)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 胆道癌 / miRNA / スーパーアパタイトナノ粒子法 / 胆道癌組織の採取 / 正常胆管組織の採取 / miRNAマイクロアレイ / 消化器外科学 / 胆道外科学 / 核酸医薬 |
研究成果の概要 |
本研究は胆道癌における腫瘍抑制性miRNAの同定とスーパーアパタイトナノ粒子法による生体内投与の有効性を示すことを目的として行われた。研究期間中では、胆管癌手術標本を用いてmiRNAマイクロアレイを実施し、胆管癌で発現が低下しているmiRNAから腫瘍抑制性miRNAの候補を絞り込んだ。候補となったmiRNAを胆管癌細胞株に導入し増殖能の評価を行った結果、miR-x1、miR-x2の投与により増殖抑制効果を認めた。当初予定していた生体内投与の有効性の検証は実施できなかったので、今後の課題である。(※未発表のデータを含むので一部伏字で記載)
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在の切除不能、再発胆管癌に対する抗癌剤治療は、ゲムシタビン、シスプラチンを主軸とした化学療法が中心であり、有効な治療法が限られている。本研究で胆管癌細胞株に対するmiR-x1、miR-x2の抗腫瘍効果を示したことにより、癌制御メカニズムの解明や新規抗癌治療開発に寄与し、胆管癌患者の予後を改善させる可能性を示した。
|