研究課題/領域番号 |
17K16581
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
水越 幸輔 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (20794605)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 大腸癌 / DNAメチル化 / 網羅的DNAメチル化解析 / 大腸SM癌 / リンパ節転移予測 / 網羅的解析 / 粘膜下層癌 / リンパ節転移 / 粘膜下層浸潤癌 |
研究成果の概要 |
大腸SM癌においては、約10-20%の症例で所属リンパ節転移を認めると報告され、そのような症例では追加腸切除術による所属リンパ節の切除が必要となる。 本研究では、近年、確立されてきた網羅的(ゲノムワイド)にDNAメチル化を測定するアッセイを用いて、大腸SM癌における所属リンパ節転移の予測精度を向上させうる新たなDNAメチル化マーカーの同定を目指している。これまでに、大腸SM深部浸潤癌における所属リンパ節転移陽性症例と陰性症例を比較した(現時点までに各群12例ずつを解析済み)。現在、共同研究施設からの症例を集積し、validation studyを行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大腸SM癌においては、約10-20%の症例で所属リンパ節転移を認めると報告され、そのような症例では追加腸切除術による所属リンパ節の切除が必要となる。しかしながら、確立されたリスク評価方法は少なく、臨床的応用が可能とは言えないのが現状である。 本研究では、近年、確立されてきた網羅的(ゲノムワイド)にDNAメチル化を測定するアッセイを用いて、大腸SM癌における所属リンパ節転移の予測精度を向上させうる新たなDNAメチル化マーカーの同定を目指している。本研究により新たな知見が得られれば、不必要な追加腸切除術を回避することが出来るようになることが期待できる点で、非常に意義深いと考えられる。
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