研究課題/領域番号 |
17K16657
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
西川 祐介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (40625993)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | catheter coating / Catheter / Aortic arch / 表面形状カテーテル / catheter / 3D printer / カテーテル |
研究成果の概要 |
カテーテルの血管壁に対する摩擦力は、表面の親水性コーティングによって軽減されている。本研究ではこの摩擦力はカテーテルの表面微細形状によって軽減されないかを実証する目的であった。しかしながらコロナ禍により、表面微細形状のカテーテル製造がかなわなくなった。これにより親水性コーティングのカテーテルの摩擦係数の測定と、この実験中に誘導困難な血管形状の検証を行った。結果は大動脈弓部においては選択血管起始部の高さが弓部大動脈小弯より低いかどうかは、Aorta typeⅢよりもICの選択を精度が高く評価できることがわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳血管内治療において目的とする場所までカテーテルを誘導するためにはカテーテルの追従性は大きなかかわりをもつ。カテーテルが血管内を進む時にカテーテルと血管内壁が触れ、これによる摩擦がカテーテルの追従性を低下させている。これまで発売されているカテーテルは表面コーティングによって摩擦力低下が行われてきたが、必ずしも十分とは言えない。そこで本研究ではカテーテル表面に微細形状をつけて血管内壁との間にかかる摩擦力を軽減できないか検討を行うこととした。
|