研究課題/領域番号 |
17K16695
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
佐藤 紀 徳島大学, 病院, 特任講師 (00448333)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 頚椎症性脊髄症 / ミエロパチーハンド / 三次元動作解析 / 手指巧緻運動障害 / 手指運動 |
研究成果の概要 |
頚髄症患者の上肢機能障害の1つであるミエロパチーハンドの手指の動きの特性を明らかにするため、手指測定用三次元動作解析システムを用いて、頚髄症患者の手指の動きの定量的評価方法を確立した。術前・術後における頚髄症患者の手指の動きの定量的評価では、術後、手指屈曲方向への最大角速度の増加が認められた。一方、術後、伸展方向の最大角速度の増加も認められたが、屈曲方向と比較すると、増加率は少なかった。これらの特性が、今後のミエロパチーハンドの有効なリハビリテーション確立の一助となる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミエロパチーハンドは様々な日常生活動作障害を引き起こし、介助が必要になることも多く、定量的な評価法や有効なリハビリテーションはこれまで確立されていなかった。有効なリハビリテーションを確立するための前段階として、本研究では、三次元動作解析を用いた手指運動の新規定量方法を確立し、術前後でのミエロパチーハンドの回復過程の特徴を明らかにすることができた。
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