研究課題/領域番号 |
17K16699
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 貴英 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (30621825)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 腰痛 / サルコペニア / 体幹筋力トレーニング / 姿勢不良 / MRI / 筋電図 / 傍脊柱筋 / 運動療法 |
研究成果の概要 |
傍脊柱筋の退行変性は高齢者の腰痛や姿勢不良、QOL低下の原因となる。本研究では、腰痛を有する高齢一般住民に対する体幹筋力トレーニングの効果を、多面的・客観的に評価した。体幹筋力トレーニングにより、腰痛、姿勢不良、身体機能、健康関連QOLスコアが改善し、傍脊柱筋の横断面積が増大することが明らかになった。体幹筋力トレーニングは、高齢者の腰痛や姿勢不良、ロコモティブシンドロームの予防、治療に有効だと考えられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動療法の有効性については過去に多くの報告があるが、それらの多くは症状や身体機能のみで評価されており、客観性に乏しく、運動療法に関するエビデンスは十分であるとはいいがたい。本研究では、体幹筋力トレーニングの有効性を、症状や身体機能に加え、傍脊柱筋の量的・質的状態、脊柱アライメントの変化に着目して検証し、運動療法の新たなエビデンス構築の一助となると考える。
|