研究課題/領域番号 |
17K16744
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
君塚 基修 札幌医科大学, 医学部, 助教 (30758686)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子宮筋収縮 / デクスメデトミジン / 帝王切開 / 麻酔薬 / 麻酔科学 |
研究成果の概要 |
デクスメデトミジンはプロポフォールやセボフルランよりもオキシトシンによる妊娠ラット子宮筋収縮を増強する。カルシウム感受性の抑制がセボフルランによる子宮筋収縮抑制の原因である可能性がある。アラキドン酸はデクスメデトミジンによる子宮筋収縮増強に重大な役割を果たしている。デクスメデトミジンは帝王切開における有効な鎮静薬である可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
帝王切開中に使用する麻酔薬には子宮筋収縮を抑制する効果があり、弛緩出血などの原因とされてきた。しかし、今回の研究成果をもとに今後はデクスメデトミジンを帝王切開中の鎮静薬として使用することにより、今後弛緩出血を減らし、妊産婦死亡症例を減らすことができる可能性が示唆された。
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