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キヌレン酸/キノリン酸比率が慢性痛に及ぼす影響(バイオマーカーの可能性を探る)

研究課題

研究課題/領域番号 17K16764
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 麻酔科学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

宮崎 信一郎  大阪医科大学, 医学部, 講師 (30411359)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードキヌレン酸 / キノリン酸 / 神経障害性痛 / 内因性NMDA受容体作動物質 / 慢性痛 / NMDA受容体 / 痛みの慢性化 / グリア細胞
研究成果の概要

神経保護作用を有している内因性NMDA受容体アンタゴニストであるキヌレン酸は、腹腔投与により神経障害性痛の行動様式を改善し、キヌレン酸は鎮痛効果を有することが示唆された。一方で、腹腔内投与した内因性NMDA受容体アゴニストであるキノリン酸は、神経障害性痛の行動様式に影響を及ぼさなかったが体重減少を認めた。キヌレン酸とキノリン酸の産生比率が痛みの慢性化の一因であるかどうかはさらなる検証が必要であるが、キヌレン酸は慢性痛に対する新たなるアプローチになる可能性を秘めている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

痛みの研究分野では、鎮痛効果を有する様々な化合物が報告されているが、内因性の物質に着目した研究は少ない。NMDA受容体は痛みの慢性化に関与することが知られており、本研究は、内因性NMDA受容体拮抗物質であるキヌレン酸に鎮痛効果を有することを示し、キヌレン酸が慢性痛に対して新たなるアプローチとなりうることを示唆した。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 内因性NMDA受容体作動物質であるキヌレン酸の神経障害性痛に対する効果2018

    • 著者名/発表者名
      上野健史、宮﨑 信一郎、尾本 遥、中尾 謙太、藤原 淳、南 敏明
    • 学会等名
      日本麻酔科学会第65回学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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