研究課題/領域番号 |
17K16765
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
吉田 敬之 関西医科大学, 医学部, 研究医員 (30634852)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 拡張現実 / augmented reality / 区域麻酔 / 神経ブロック / 超音波ガイド / ナビゲーション / 医学教育 / 硬膜外麻酔 / 疼痛管理学 |
研究成果の概要 |
マーカー型ビジョンベースのAR 技術によって、脊椎モデルシミュレータから抽出した脊椎立体データを画面上の脊椎モデルシミュレータに重ねて表示できたが、誤差が大きく、それをガイドに区域麻酔手技を行うことは困難と判断した。そこで、超音波ガイド下の区域麻酔手技中の、針と超音波プローブの位置関係をARを用いて超音波画像とともに表示する方法を開発する方針に転換した。しかし、画像上の針位置と実際の針位置との間の誤差が1 cm程度あり、システムの実用性を評価する段階には至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、麻薬性鎮痛薬の過剰使用および不適切使用が社会問題となっている。区域麻酔法は、麻薬性鎮痛薬に頼らずに手術や外傷および慢性疾患による痛みを取り除くことができる方法であり、その重要性が増している。一方で、区域麻酔法は技術的修練を要する。そのため、手技の施行を容易にするガイドシステムが開発されれば、区域麻酔の恩恵に与る対象を増やすことができる。本研究では、AR技術を応用して、区域麻酔手技を簡単かつ安全に行えるようにすることを目指した。
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