研究課題/領域番号 |
17K16780
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
今村 有佑 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (10568629)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 去勢抵抗性前立腺癌 / 新規薬剤の治療効果比較 / 癌 |
研究成果の概要 |
去勢抵抗性前立腺癌のメカニズムとして、アンドロゲン受容体(AR)のリガンド結合部位(LBD)が欠失したSplice Variants の発現増加が注目され、近年このSplice Variants含めあらゆるARを阻害可能な新規薬剤が開発され(EPI-506)、北米で臨床試験が行われていた。本研究では、主にこのEPIと同等あるいはそれ以上の阻害効果が期待できる類似化合物(I-EPI)の治療効果を、動物実験の免疫不全マウスを用いて比較実験を行ったところ、I-EPIは EPIと比較し一定の腫瘍縮小効果は認められたものの、EPIと同等の腫瘍縮小効果は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
進行癌である去勢抵抗性前立腺癌のメカニズムとして、アンドロゲン受容体(Androgen Receptor; AR)のリガンド結合部位(Ligand-binding domain;LBD)が欠失したSplice Variantsの発現増加が注目され、近年、ARのN末端に直接結合し、このSplice Variants含めあらゆるARを阻害可能な新規薬剤が開発され(EPI-506)、北米で臨床試験が行われていた。本研究では、主にこのEPIと同等あるいはそれ以上の阻害効果が期待できる類似化合物(I-EPI)の治療効果を、動物実験をもとに比較・解析し、今後の臨床応用が可能かどうか模索した。
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