研究課題/領域番号 |
17K16850
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
吉田 恵一 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 次世代がん医療開発センター 副センター長 (90365437)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 受精 / エクソソーム / 膜融合 / 精子 / 卵子 / 生殖生物学 / 発生生物学 / 不妊 / 配偶子 |
研究成果の概要 |
本研究は、研究期間中に所属機関の異動、COVID-19の影響による業務体制の制限等の影響もあり、計画当初予定どおりの研究計画進行は難しかった。特に、所属機関の異動によって大幅に業務内容が変更になり研究に避ける時間が大幅に減少したことが原因の一つである。さらに動物の飼育環境を含む実験環境の整備にも時間を要し、前所属で確立したマウス卵子エクソソームを大量入手方法の立ち上げ(再現)に時間を要した。一方、そういった環境の中でも、可能な限り研究を進め、卵子エクソソーム中には、卵子側の膜融合因子が存在することを明らかにし、本研究に関連した配偶子膜融合に関わる研究について論文発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、卵子エクソソーム内に卵子側の膜融合因子が存在することを示すことができた。また、本研究に関わる配偶子膜融合に関わる研究として、いくつかの報告ができた。このことは未だ明らかとなっていない受精メカニズムの解明の一助になることが期待されるものである。このような基礎的な知見を積み重ねていくこととにより、不妊症の原因解明や治療法の開発に貢献できると考える。
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