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エストロゲンで発現変化するウロコルチン2は女性の気分調節因子か?

研究課題

研究課題/領域番号 17K16871
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

渡邉 建一郎  日本医科大学, 医学部, 助教 (30544407)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードウロコルチン2 / うつ / エストロゲン / プロゲステロン / CES-D / エストラジオール / CES-Dうつ病自己評価 / 産後うつ / 月経前症候群 / 更年期障害 / 産褥うつ
研究成果の概要

当研究への同意が得られた160症例から検体採取を行い、血中エストラジオール(E2)濃度、血中プロゲステロン(P)濃度、血中ウロコルチン(Ucn)2濃度の測定を行った。それぞれについてピアソンの積率相関係数の検定を行ったが、相関は認められなかった。閉経した症例19例を除き、141症例について血中E2、血中P、血中Ucn2をピアソンの積率相関係数の検定を行ったが、相関を認めなかった。CES-Dの自己採点に協力が得られた99症例について検討した。CES-Dが15点以下と16点以上の症例に分けて検討を行った。この2集団のUcn2についてt-testを行うとp=0.0805と有意差を認めなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ウロコルチン(Ucn)2は中枢においてストレス耐性に関連しているとの報告があるため、CED-Dうつ病自己評価を点数化し、Ucn2濃度との検討を行った。CES-Dの自己採点に協力が得られた99症例について検討した。CES-Dのカットオフ値は16点であり16点以上でうつ病を疑うため、CES-Dが15点以下と16点以上の症例に分けて検討を行った。この2集団についてt-testを行うとp=0.0805と有意差を認めなかった。しかし、うつ病を疑う症例でより血中Ucn2濃度が高い傾向が認められた。今後症例を増やしていくことでUcn2とうつの関連が見いだせる可能性があると考える。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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