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Chirp音によるASSRの有用性についての検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K16889
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関山形大学

研究代表者

寺田 小百合  山形大学, 医学部, 医員 (40795697)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードASSR / EAS / Chirp / Chirp音
研究成果の概要

Chirp音刺激による聴性定常反応(ASSR)は従来のASSRに比較して、短い検査時間で精度の高い聴力評価が可能と期待されているが、新しい検査システムであるため詳細な報告は少ない。また、近年、低音域に残存聴力がある重度難聴症例に対する残存聴力活用型人工内耳(Electric Acoustic Stimulation: EAS)の成人における有効性についての報告が散見される。EASは小児にも適応があるが、実際の小児症例で残存聴力の有無を正確に評価することは難しい。そこで、本研究では、小児のEAS適応を検討する際の新しい聴力評価法として、Chirp音刺激によるASSRの有用性について検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

EASの適応基準は厳密であり、術前には正確な聴力評価が必要である。しかし現在のところ小児では残存聴力を正確に評価することは困難であり、臨床上、適応を判断する際に難渋する場合がある。ASSRは小児難聴の他覚的聴力検査として広く応用されているが、従来のASSRの問題点として検査に長時間を要することや睡眠深度による反応閾値の変化などが挙げられ、特に小児例で問題となることがある。本研究によってChirp音刺激によるASSRが、より短い検査時間で精度の高い聴力評価が可能であることが証明されれば、小児のEASの適応を検討する際の新しい聴力評価法として有用であり、社会的意義は大きいと考えられる。

報告書

(6件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 小児におけるChirp音を用いたASSRの有用性の検討2019

    • 著者名/発表者名
      寺田小百合
    • 学会等名
      第64回日本聴覚医学会総会・学術講演会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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