研究課題/領域番号 |
17K16923
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
内 龍太郎 九州大学, 大学病院, 医員 (80780840)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 癌ゲノム / 頭頸部癌 / 腫瘍内不均一性 / 鼻副鼻腔癌 / ゲノム進化 / 舌癌 / 頭頚部癌 / 癌 / ゲノム |
研究成果の概要 |
鼻副鼻腔乳頭腫は良性腫瘍であるが、一定の頻度で悪性腫瘍(乳頭腫由来癌)が合併することが知られている。乳頭腫由来癌症例の標本から乳頭腫部分と癌部分を分離しアンプリコンシークエンスを用いた遺伝子変異解析を行った。 癌部分的な特異的な変異遺伝子としてMLLT10およびFLT4が同定された。また同一標本内で乳頭腫と癌部での変異の不均一性が確認され、乳頭腫の状態でも変異の蓄積が癌と同程度に起こっている可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
良性腫瘍である鼻腔乳頭腫が癌化するさい、良性腫瘍の段階で多くの遺伝子変異を起こすことが明らかになりました。良性腫瘍を手術で切除した際に今後の癌化するかどうかを予測するシステムの構築につながる可能性があります。
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