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ω3系脂肪酸による肝線維化抑制機構

研究課題

研究課題/領域番号 17K16998
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児外科学
研究機関秋田大学

研究代表者

渡部 亮  秋田大学, 医学部附属病院, 医員 (80638255)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードIFALD / 肝硬変 / ω3系脂肪製剤 / 肝星細胞 / 短腸症候群 / ω3系脂肪製剤 / 小児外科 / 医学 / 細胞・組織 / 肝線維化
研究成果の概要

小児外科分野において治療の確立が望まれるIFALDおよび肝硬変であるが、ω3系脂肪製剤が有用であることが報告されつつある。その機序はいまだ不明である。一方、肝線維化には肝星細胞が関与することが広く知られている。本研究ではω3系脂肪製剤が肝星細胞に対し、活性化を抑制すること、その結果コラーゲンをはじめとする細胞外マトリックスの産生を抑制することを示した。ω3系脂肪製剤が肝星細胞を介する機序でIFALDを抑制している可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

腸管不全関連肝障害(IFALD)は一部の小児外科疾患が原因で引き起こされる腸管不全の致命的な合併症であり、その機序の解明及び治療法が急務であるが、いまだ多くが解明されていない。一方で動物実験や臨床試験において、ω3系脂肪製剤がIFALDの改善または発症を遅らせることが報告されている。本研究はω3系脂肪製剤がなぜ肝障害を抑制するのか、その一端を説明できる可能性を含んだ結果を得ることができ、本邦ではいまだ保険適応外であるω3系脂肪製剤の認可、さらにはより有効な治療薬の開発に一歩前進するものである。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ω3系脂肪酸によるヒト肝星細胞株の細胞外マトリックス産生への影響2019

    • 著者名/発表者名
      渡部亮、森井真也子、蛇口琢、山形健基、吉野裕顕、中西広樹、佐々木雄彦
    • 学会等名
      第56回日本小児外科学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] ヒト肝星細胞株の細胞外マトリックス産生に対するω3系脂肪酸製剤の影響の検討2019

    • 著者名/発表者名
      渡部亮、森井真也子、蛇口琢、山形健基、林海斗、吉野裕顕、中西広樹、佐々木雄彦
    • 学会等名
      日本外科代謝栄養学会第56回学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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