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腸管の免疫細胞応答における腹腔鏡手術の低侵襲性の評価

研究課題

研究課題/領域番号 17K17000
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児外科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

大島 一夫  名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (20764880)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード新生児壊死性腸炎 / 腸管免疫細胞 / Single-cell RNA sequence / 腸管免疫 / single-cell RNA sequence / 自然リンパ球 / 低侵襲 / 腹腔鏡手術 / 実験系の確立
研究成果の概要

最終的にヒト新生児における緊急開腹手術において、炎症が強い疾患(壊死性腸炎)と強くない疾患(限局性腸穿孔など)では遺伝子発現にどういった差があるかを調べることができた。遺伝子発現については、腸管のひとつひとつの細胞について1症例につき約1万個調べたので、異常な反応を示しているものが具体的に何の細胞だったのかを評価することができる。これまでこのような遺伝子発現解析を細胞ごとに調べた報告はない。この研究がさらに進むことによって、壊死性腸炎などの予防や新規治療を開発できる可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

新生児にとって致死的になりうる壊死性腸炎と、炎症が壊死性腸炎ほどには高度ではない限局性腸穿孔などで、遺伝子発現の違いをひとつひとつの腸管細胞について調べた。結果としては、炎症の強い壊死性腸炎では、炎症が起きる際に認める多くの遺伝子発現が明らかに高度だった。この結果について、さらに分析を進めることで、予後不良な新生児壊死性腸炎の原因追及や、予防法、新規治療法の開発に発展させられる可能性がある。これによって命が助かる子供や、その後の人生の不自由が減る子供がでてくると期待している。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 新生児壊死性腸炎の病態形成に関わる免疫細胞の網羅的解析2019

    • 著者名/発表者名
      大島一夫
    • 学会等名
      第56回日本小児外科学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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