研究課題/領域番号 |
17K17032
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
櫻井 洸貴 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60772473)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 慢性炎症性潰瘍 / PPARγ / 慢性創傷治癒 / マクロファージ / 創傷治癒 / PPARγアゴニスト / 創傷被覆材 |
研究成果の概要 |
糖尿病性足潰瘍などの創傷治癒遅延は、慢性炎症により皮膚潰瘍が生じることによって引き起こされる。創傷治癒は3つの過程で完了する。1つ目は炎症期、2つ目は増殖期、3つ目は再構築期である。慢性炎症では炎症期が遷延することによって潰瘍が生じていると考えられ、実際そのことを証明する論文も散見される。この中で、マクロファージの影響が強く出ているとの報告もある。研究代表者は糖尿病性皮膚潰瘍に対して糖尿病治療薬であるPPARγアゴニストを徐放し長期局所投与を行うことによって早期に治癒することに関して研究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病性足潰瘍などの創傷治癒遅延は、慢性炎症により皮膚潰瘍が生じることによって引き起こされる。慢性炎症性潰瘍は通院期間も長く経済的な負担も余儀なくされる。慢性炎症では炎症期が遷延することによって潰瘍が生じていると考えられ、実際そのことを証明する論文も散見される中で、マクロファージの影響が強く出ているとの報告もある。研究代表者は糖尿病性皮膚潰瘍に対して糖尿病治療薬であるPPARγアゴニストを徐放し長期局所投与を行うことによって早期に治癒することを証明しその中でマクロファージの影響が強く出ている場合には慢性炎症性潰瘍すべてに作用すると考え研究を行った。
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