研究課題/領域番号 |
17K17134
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
澁谷 和彦 岡山大学, 大学病院, 助教 (30783378)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 口腔乾燥症 / コンポジットレジン / 従来型グラスアイオノマーセメント / レジン添加型グラスアイオノマーセメント / 修復治療 / 保存修復治療 / 保湿剤 / 歯科保存修復 / グラスアイオノマーセメント / 保湿材 / 保存治療 / 保存修復材料 / フッ素徐放性 / 歯学 |
研究成果の概要 |
高齢化社会を迎え口腔乾燥症を有する患者が増加している。しかし、これまで口腔乾燥症を想定した条件下で現在臨床の場で用いられている保存修復材料を評価した報告は皆無であった。 本研究は修復物に対する様々な負荷条件を基に新規環境モデルの作製を行い、口腔乾燥症を想定した口腔内環境を再現することに成功した。そして作製したモデルを用いた各種修復材料の新たな評価方法を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により現在臨床の場で用いられる各種修復材料は口腔乾燥症を想定した条件下では既存の研究報告とは異なる挙動を示すことが明らかになった。そのため口腔乾燥症を有する患者では既存の修復材料の適応範囲の拡大が期待される。 よって本研究によって得られた知見は口腔乾燥症における修復材料の新規選択基準の確立および術後の管理方法の指針に大きく寄与したものと考えられる。
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